Amazon Music HDを約1ヶ月使ってみたのでその感想。

どうも。
最近音楽はストリーミングサービスでばかり聞いている今日このごろですが、
今回は9月17日よりAmazonから提供されているAmazon Music HDを使ってみたので
使ってみた感想と、使ってわかった良い悪いをまとめていこうと思います。

そもそもAmazon Music HDとは最近流行りのハイレゾ音源のストリーミングサービスで
通常のAmazon Musicよりも高音質で音楽を聞くことのできるサービスです。
ちなみに一般的なストリーミングサービスの音質は44.1kHz/16bit Ogg Vorbis 320kbpsです。
Amazon Music HDではもっと高音質な44.1kHz以上での再生が可能で、
FLACによる送信が行われるため音質が劣化することもありません。

HDに対応する曲数ですが、
通常のAmazon Musicが6500万曲なのに対し
Amazon Music HDのHD対応曲数も6500万曲と表記されているので
ほぼすべての楽曲が対応していると考えられます。

実際にSpotifyで聞いていた楽曲を移行した感じ、
いくつかSDのままのものもあったもののほぼすべての曲がHDに対応していました。
ULTRA HD (44.1kHz/24bit 以上)で配信されているものはそれほど多くはありませんでした。

実際の聞いた感じの差ですが、
全く同じ楽曲をAmazon Music HDでHD表記の楽曲とSpotifyで聴き比べたところ
Amazon Music HDの方が低域に厚みがあり、全体的に解像度が上がったように思いました。
ただまあ、ハイレゾ音源全般に言えることですが、
それほど劇的に変わるわけではないので環境によっては変化を感じられない場合もあると思います。

今回はプロの現場でも使用されているRMEのADI-2 PRO FSというインターフェースと
モニター用ヘッドホンのbeyerdynamicのDT1990PROを用いて視聴しましたが、
一般的にそこまでの機材で再生されることもそれほどないですし、
スピーカーを用いて視聴する場合は部屋やスピーカーそのものによる変化の方が大きいため、
実際に恩恵を受けられる人は極僅かだと思います。

実際私も、ストリーミングサービスで音楽を聞くのは移動中の電車の中などが殆どなので
圧倒的騒音の中でその程度の小さな変化を感じ取ることは難しいでしょう。

ハイレゾ音源信者の方にぶん殴られそうではありますが、
正直Spotifyなどの通常のサービスで十分だと言う前置きをした上で、
機材や環境に際限なくお金をかけられてこの微々たる差を聞き分けられる耳をお持ちであれば
ぜひともおすすめしたいサービスのように思います。

さて、良いのか悪いのかよくわからない感想を述べた上で
実際に使用して良いと感じた点と悪いと感じた点を羅列していきます。

良い点
  • 無劣化で音楽を楽しめる
  • UIがSpotifyより使いやすい
悪い点
  • 通倫料がバカでかい
  • Androidでは外部DACが使用不可
  • PCでもDACのサンプリングレートの自動変更に非対応
  • 高い

✔ 無劣化で音楽を楽しめる

前述したとおりですが、音楽データはFLACという可逆圧縮コーデックを用いて転送されるので
CDと同じく劣化することのない音楽を楽しむことができます。

✔ UIがSpotifyより使いやすい

私が他のストリーミングサービスを探し始めた理由でもあるのですが、
Spotifyがいつぞやのアップデートでアルバム表示の場合、
全曲登録していないアルバムはリストに表示されない改悪が行われました。
私は基本アルバムの中の数曲しか聞かないことが殆どなので
この変更はSpotifyをゴミへと変えるものでした。
なので、1曲だろうがアルバムとして表示されるサービスを探していたわけです。
Amazon Musicは1曲だろうがアルバムとして表示されるので安心して使用することができます。

✖ 通信量がバカでかい

無劣化音源を転送しているので当たり前ではありますが、
パケットの通信量がえげつない事になっています。
約1ヶ月1時間程度の使用を続けていましたが1ヶ月で約20GBに到達しました。
7GBしか使えないプランを使用している方などは
予め端末に音源をダウンロードしておくべきでしょう。

✖ Androidでは外部DACが使用不可

これは致命的な問題です。
私が使っている端末はPixel 3aですが、
これの端末性能を見ると48kHz/24bitと表示されていました。
つまり96kHz以上のハイレゾ音源はそれ以下になって再生されているということになります。
そこで登場するのが外部DACですが、
Amazon Musicアプリは残念ながら外部DACをサポートしていません。
これではせっかく音源の音質が良くても真価を発揮できません。

✖ PCでもDACのサンプリングレートの自動変更に非対応

一般的なハイレゾ対応のメディアプレイヤーは音源のサンプリングレートに合わせて
DACのサンプリングレートを変更してくれますが、
Amazon Musicのデスクトップアプリはそのような機能はなく、
DACの設定から手動で変更する必要があります。
ちなみに、同じような理由でWASAPIやASIOにも非対応です。全くもってダメ。

MEMO

2020年3月に排他モードが追加されましたが、
悲しいことにサンプリングレートの自動変更は相変わらず非対応です。

✖ 高い

Spotifyが月額980円なのに対してAmazon Music HDは月額1,780円です。
ハイレゾ音源が聴き放題でCDを買うコストがなくなると考えれば安いような気もしますが、
私はコレクターなので結局CDも買うのでやっぱり高いですね。

結論

使い方や環境によって良いサービスだが、ソフトウェアで良さを全殺しにかかってる謎サービス。

以上、Amazon Music HDを約1ヶ月使ってみてわかった良い部分と悪い部分の評価でした。
とりあえず12月いっぱいまでは無料体験期間なので、
無料体験が終わるまで使い倒してみて継続するか検討しようと思います。

それではまた。

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